一人暮らしで衣類乾燥機は本当にいらない?便利さとデメリット徹底比較

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一人暮らしで衣類乾燥機は本当にいらない?便利さとデメリット徹底比較

「衣類乾燥機は本当に便利?」「衣類乾燥機ってメリットがあるのかな?」

衣類乾燥機の導入を考えているけど、一長一短を比べて購入に悩む方は少なくないでしょう。

衣類乾燥機を選ぶときは、便利さだけでなくフィルター掃除の手間や、部屋の湿度管理などのデメリットも考えないといけません。

この記事では、衣類乾燥機の良い点ばかりでなく、あえて気になるデメリットをしっかり解説します。

さらに、一人暮らしにピッタリな衣類乾燥機の選び方やおすすめモデルまで紹介しますので、あなたに合った衣類乾燥機選びの参考にしてみてくださいね。

この記事はこんな人におすすめ!
  • 毎日が忙しく、洗濯物を干す時間をなるべく節約したい方
  • 雨や花粉、PM2.5など外の環境に左右されずに洗濯物を乾燥させたい方
  • 衣類乾燥機の導入を考えているけど、メリットとデメリットをしっかり理解してから選びたい方
目次

衣類乾燥機導入5つのデメリット

一人暮らしの生活に衣類乾燥機を導入することで多くのメリットがありますが、それに伴うデメリットもしっかりと考慮する必要があります。

以下で具体的なポイントをチェックしてみましょう。

フィルター掃除の手間がかかる

衣類乾燥機を導入するとき、考えなければならないのが「フィルター掃除の手間」です。

乾燥機を使うたびにフィルターにはホコリや繊維が溜まります。

これらを放置すると、「乾燥機の性能低下」、「消費電力の増加」だけでなく、最悪の場合は故障の原因にもなってしまいます。

一見、フィルターを掃除すること自体は大変な作業ではありません。しかし、毎回の使用後に行うと考えると、その繰り返しには手間と感じる方は少なくないでしょう。

特に忙しい一人暮らしの中で、洗濯という日常的な家事にさらに継続的なメンテナンス作業が加わるわけですから、その負担は決して軽くはありません。

掃除箇所掃除頻度
・不織布フィルター使用するたびに
・ネットフィルター使用するたびに
・バックフィルター月に1回
・静電花粉フィルター年に1回

(参考)衣類乾燥機のフィルターのお手入れ方法は? Panasonic

くらお

乾燥フィルターは使用するたびに清掃が必要

部屋の湿度と室温が上がるため換気が必要

乾燥機を使ってると、湿度が上がり部屋がジメジメしやすくなります。冬場、暖房と併用していると、その「ホカホカ」が一層強まっていつの間にか部屋の中がサウナ状態に。

確かに、寒い日にはその温かさも心地良いものですが、湿度が高くなりすぎると、ちょっとした不快感を感じる方は少なくないでしょう。

この「暖かくてジメジメ」を解決するカギは、やはり換気にあります。でも、冬の冷たい空気を思い切って部屋に入れるのは困難・・・

特に一人暮らしで、リビングが寝室であるような場合、寒さとの戦いになりかねません。

乾燥させるものによっては音が大きい

乾燥機の選び方を考える時、実は「音」もすごく大事なポイントです。

夜静かに過ごしたい時に、乾燥機が「ガタガタ」言ってたら、ちょっと困りますよね。

特に、壁が薄いアパートなんかだと、隣の人にも迷惑をかけちゃうかもしれません。

自分だけじゃなくて、周りの人のことも考えながら、乾燥機を使いたいですよね。

くらお

音が気になる方は、乾燥機を夜に使用せず日中に使うようにする、タイマーをセットすることで解決

また、乾燥機を買う際は静穏性が高い機種を選ぶのもポイントと言えます。

乾燥に適さない衣類もある

乾燥機を使用する際には、特定の衣類が乾燥機に適していないことを知っておくことが大切です。

例えば、「ウール製のセーター」や「シルクのブラウス」は、乾燥機の熱で縮んだり、形が崩れたりする可能性があります。

また、「「レーヨン素材のドレス」や「デニムのジーンズ」も、乾燥機を使うことで色褪せや縮みが起こることがあるので注意が必要です。

乾燥できる量がすくない

乾燥機を使う時、洗濯した量全部をそのまま乾燥できると思ったら大間違いです。

乾燥機の中で洗濯物がゆったり動けるスペースが必要であり、これがないと衣類がうまく乾きません。

例えば、たくさんのシャツやタオルを洗った後、全部を乾燥機にぽんと入れてしまうと、中で衣類が動けずに、どこかは乾ききらないことがあります。

ジーンズや厚手のスウェットなんかは特に場所を取るので、思ったよりも少ない量しか乾燥できないんです。

もし、一度にたくさん乾かしたいなら、洗濯物を何回かに分けて乾燥させたりする手間が増えます。

衣類乾燥機導入7つのメリット

衣類乾燥機を導入する際のメリットは以下の通りです。

洗濯物を干す時間・取り込む時間がなくなる

洗濯物を干す時間や取り込む時間がなくなるのは、衣類乾燥機を使う大きなメリットの一つです。

普段、洗濯物を干したり、乾いたら取り込んだりするのって、意外と時間がかかりますよね。

特に、忙しい朝や、疲れた夜には、ちょっとした負担になることも。でも、衣類乾燥機があれば、洗濯機から出したらそのまま乾燥機へ。

乾燥が終わったら取り出して畳むだけなので、面倒な干し作業から解放されます。これだけで、毎日の洗濯がぐっと楽になりますよ。

くらお

部屋干しの場合にありがちな「洗濯物の生乾きの匂い」も心配無用。乾燥機なら、衣類をしっかり乾燥させてくれるので、いつも清潔で心地良い洗濯物を保てます。

雨に洗濯物が濡れる心配がない

突然の雨で洗濯物が濡れる心配がなくなるのも、衣類乾燥機の嬉しいメリットです。

外に洗濯物を干していると、いきなりの雨に見舞われて慌てた経験、一度や二度ではないですよね。仕事や外出から帰ってきたら、すでにびしょびしょ…なんてことも。

しかし、衣類乾燥機を使えば、そんな心配はもういりません。洗濯物を室内の乾燥機で乾かすので、天候に左右されずにいつでも快適に洗濯ができます。

くらお

これがあるだけで、雨の日の洗濯に対するストレスがぐんと減りますよ。

さらに、雨の日でも洗濯物を乾かせるので、天気を気にして洗濯を延ばす…ということもなくなります。結果、洗濯物が溜まるのを防ぐことにもつながります。

柔軟剤がいらない

衣類乾燥機を使うと、柔軟剤から解放されるのも大きなメリットです。通常、洗濯物を柔らかく、良い香りにするために柔軟剤を使いますよね。

でも、柔軟剤は肌に合わない場合や、香りが強すぎると感じることもあるかもしれません。また、環境への影響や、コストも気になるところです。

しかし、乾燥機を使うことで、衣類がふんわりと仕上がり、自然な柔らかさを保つことができます。

つまり、柔軟剤を使わずとも、心地よい使用感の洗濯物が手に入るんですね。

くらお

毎日の洗濯で柔軟剤を選ぶ手間やコストが気になる方にとって、衣類乾燥機は便利で心強い味方です。

花粉・PM2.5・黄砂が気にならなくなる

衣類乾燥機を使うことで、花粉やPM2.5、黄砂の心配からも解放されるのが大きなメリットです。

春先の花粉が多い時期や、PM2.5、黄砂が気になる季節には、外干しの洗濯物がこれらの粒子を吸着してしまうことがあります。

特に、花粉症の方や小さなお子さんがいる家庭では、これらの外から持ち込まれるアレルゲンに敏感になりますよね。

衣類乾燥機を利用すれば、洗濯物を室内で乾燥させるため、花粉やPM2.5、黄砂が衣類に付着することを防ぐことができます。

これにより、洗濯物を通してこれらの粒子が室内に入る心配もなく、アレルギーのリスクを減らすことができるんです。

虫がつかない

外干しの洗濯物に虫がつく問題、特に夏場は気になりますよね。緑が多い場所や、虫が出やすい季節には、せっかくキレイに洗った洗濯物に虫がついてしまうと、がっかりしてしまいます。

特に、一人暮らしで忙しいと、洗濯物をすぐに取り込むことができない時もありますよね。そんな時、衣類乾燥機があれば、このような心配から解放されます。

衣類乾燥機を使えば、洗濯物を室内で乾燥させることができるので、外干しの際によくある虫がつくリスクを気にすることがなくなります。

これは、一人暮らしをしているときには特にありがたいメリットです。

洗濯物を外に干す手間を省くだけでなく、虫がつく心配がないので、いつでも清潔で快適な洗濯物を保つことができます。

布団や毛布を自宅で洗濯・乾燥できる

衣類乾燥機があれば、布団や毛布などの大物も自宅で簡単に洗濯・乾燥が可能になります。

一人暮らしでは、大物を洗うのにクリーニングに頼るしかないと思っている方も多いでしょう。

しかし、自宅でこれらを洗濯し、乾燥させられれば、クリーニング代の節約にもなり、いつでも清潔な寝具を使うことができます。 

くらお

布団や毛布を持ってクリーニング屋に行くのは大変

他人の目や洗濯物泥棒から守れる

衣類乾燥機を使うメリットの一つに、外干しした際に気になる他人の目や、近頃話題になることもある洗濯物泥棒から、自分の大切な衣類を守れる点があります。

特に一人暮らしをしていると、洗濯物を干す場所はそう多くありませんよね。結局、人の目につきやすい場所に洗濯物を干さざるを得ないことも。

そんな時、洗濯から乾燥まで家の中で完結できたら、他人の目を気にすることも、洗濯物を盗まれる心配もなくなります。

室内での洗濯物管理は、プライバシーをしっかり守りつつ、安心して毎日の洗濯をこなせるようにしてくれます。こんなに便利な衣類乾燥機、一人暮らしの方には特におすすめしたいですね。

衣類乾燥機をおすすめする人・しない人

衣類乾燥機、一人暮らしの方にとっては特に魅力的なアイテムですよね。でも、実際に導入するかどうかは、生活スタイルやニーズによって大きく変わってきます。

乾燥機をおすすめしない人

電気代を抑えたい人

衣類乾燥機は便利ですが、電気代が気になる方も。エコや節約を心がけている方には、考えものかもしれません。

衣類の手入れを大切にしたい人

デリケートな素材の服を多く持っている人は、乾燥機の使用が適さない場合も。丁寧に服を扱いたい方には、必ずしも必要ではありません。

日々の生活に余裕がある人

洗濯物を干す時間がある、ゆっくり洗濯物と向き合いたいという方は、乾燥機なしでも大丈夫。洗濯が日々の小さな楽しみとなっている方もいるでしょう。

乾燥機をおすすめする人

毎日が忙しい人

朝から晩まで仕事や勉強で忙しい人には、衣類乾燥機が大活躍。洗濯と乾燥を同時にこなせるので、時間の節約になります。

花粉症で悩んでいる人

春になると花粉で大変…そんな方には、室内で洗濯物を乾かせる乾燥機がおすすめ。花粉を気にせず、快適に過ごせます。

洗濯物を外に干すスペースがない人

ベランダが狭い、またはないという一人暮らしの方も多いはず。衣類乾燥機があれば、スペースを気にせず洗濯できますよ。

クリーニング代を節約したい人

大きな布団や毛布も自宅で洗えるので、クリーニング代を節約できます。経済的にも嬉しいポイントです。

一人暮らしの生活スタイルや、洗濯に対する考え方によって、衣類乾燥機の必要性は変わってきます。自分のライフスタイルに合った選択をして、より快適な毎日を送りましょう。

一人暮らしに最適な衣類乾燥機の選び方

一人暮らしに最適な衣類乾燥機を選ぶ際、慎重に検討すべきポイントがいくつかあります。

限られた空間を最大限に活用し、日々の生活を快適にするための選び方をご紹介します。

設置スペースの確認

一人暮らしでは、利用可能なスペースが限られています。設置予定の場所のサイズを正確に測ることから始めましょう。

たとえば、60cm×60cmのスペースが利用可能だとします。この場合、選ぶ乾燥機はこのスペースに収まりかつ扉の開閉に必要な余裕も考慮する必要があります

サイズ選び

市場にはさまざまなサイズの衣類乾燥機があります。スペースに余裕があるかどうかで、「スタンダードサイズ」か「コンパクトサイズ」かを選びましょう。

もし洗濯機の上に乾燥機を設置する「スタッキング」を考えている場合は、洗濯機の耐重量を確認し、乾燥機の重量がこれを超えないように選んでください。

乾燥機の重量は製品によって異なりますが、一般的には30kg〜50kg程度です。

換気と安全の確保

乾燥機を使用する際は、熱がこもらず、安全に使用できるよう周囲に適切な空間を確保する必要があります。

熱がこもらないようにするため、設置する乾燥機の周囲には、少なくとも「5cm〜10cm」のスペースを空けましょう。

これにより、安全に加えて、効率的に乾燥機を使うことができます。

容量の選び方

容量の選び方も大切です。一般的な衣類乾燥機の容量は、5kgから9kgまで様々です。一人暮らしの場合、大抵の洗濯物量は週に2〜3回の洗濯で5kg以下で収まることが多いです。

しかし、週末にまとめて洗濯をする、またはシーツやタオル、季節に一度の大物洗いを自宅で行いたい場合は、7kg以上のモデルを検討すると良いでしょう。

たとえば、7kgの乾燥機なら、シーツ2枚にタオル数枚といった大量の洗濯物も一度に乾燥可能です。

くらお

一人暮らしで普段の洗濯量が少なくても、季節の変わり目の大物洗いを考慮すると、少し大きめの容量を選んでおくと安心です。

一人暮らしにおすすめの衣類乾燥機3選

実際に一人暮らしで衣類乾燥機を利用する際は、人気の3選を抑えておきましょう。

乾きくん シリーズ SunRuck

SunRuckは、コンパクトなサイズが特徴の衣類乾燥機。

小さなサイズにも関わらず3㎏の衣類乾燥に対応しており、一人暮らしにびったりのサイズ感と言えます。

UVモードも搭載しており、99.99%の殺菌率を誇る点も魅力。

気になる音も静音設計となっており、(約)60dBとイメージ「普通の会話程度」と夜間の利用も安心です。

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スタイリッシュな見た目も人気の理由

ESTILO コンパクト衣類乾燥機

ESTILOは、3㎏対応の小型衣類乾燥機です。

AIヒーターが導入されており、衣類を守りながら運転してくれるためシルク、ウールも対応。

MAKUAKEにて募集を掛けた新しい衣類乾燥機であり、3,700万円以上の応募が集まった話題のマシンです。

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5つのコースが用意されており、衣類を傷めないのが特徴

小型乾燥機 ドライエアバッグ

「大きな衣類乾燥機は不要」という方であれば、ドライエアバックの利用はいかがですか?

靴下、下着、ハンカチなどをフックにかけて使用すると、室内干しの3倍スピードで乾きます。

翌日利用する下着や小物を手軽さが魅力と言えるでしょう。

靴下4枚+ハンカチ2枚を一緒に干せるため、自身の利用シーンと合うのかをイメージしながら購入を検討してみましょう。

まとめ|忙しい一人暮らしに衣類乾燥機はおすすめ

今回は一人暮らしにおすすめの衣類乾燥機についてまとめました。

衣類乾燥機の導入は、洗濯物の取り扱いが楽になり、天候に左右されずに済むなど生活の利便性を大きく向上させます。

フィルター掃除の手間や特定衣類の取り扱い、部屋の湿度上昇など注意すべき点もあります。

それらのデメリットがあっても、忙しい毎日を送る一人暮らしの方や花粉症でお悩みの方、または洗濯物を外に干すスペースがない方には特におすすめです。

自分のライフスタイルに合った衣類乾燥機を選んで、より快適な生活を手に入れてください!

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