「大学生は遊べない」、「一人暮らしはお金の管理に苦労する」などの話を聞いた方もいるのではないでしょうか。
自宅を離れて初めて一人暮らしをする大学生にとって、完璧なスケジュール管理、家計管理をすることは簡単ではありません。
また、大学時代は自由な時間を多く楽しめると考えるも、バイトに明け暮れては遊べないと悩む場合も。
結果としては、精神的に余裕がなくなり大学をサボりがちになってしまう方も少なくありません。
夢と希望を持ってこれから一人暮らしをする方に向けて、注意点と対策を解説します。
くらお大学時代一人暮らしをしていた経験を元に執筆しています
大学生一人暮らしは遊べない5つの理由


まずは、大学生一人暮らしは遊べないと感じる理由を抑えておきましょう。
理由①金銭的に余裕がない
大学生一人暮らしにおける必要な生活費(2024年)は以下の通りです。
| 食費 | 26,110円 |
| 住居費 | 56,090円 |
| 交通費 | 5,050円 |
| 教養娯楽費 | 13,870円 |
| 書籍費 | 1,500円 |
| 勉学費 | 1,300円 |
| 日常費 | 7,520円 |
| 電話・通信 | 3,320円 |
| その他 | 2,710円 |
| 貯金・繰越金 | 14,250円 |
| 支出合計 | 131,710円 |
仕送りの平均額は72,350円というデータが発表されており、約6万円を奨学金またはアルバイトで稼ぐ必要がデータ上あります。
ギリギリの状態においては、友人との「飲み会」、「旅行」などを楽しむ余裕がなく気軽に遊べないと感じる方も少なくないでしょう。
理由②アルバイトで忙しい
大学生一人暮らしに関して、仕送りだけで生活をカバーできない現実があります。
| 仕送り | 72,350円 |
| 奨学金 | 19,140円 |
| アルバイト | 37,540円 |
あくまで大学生一人ぐらしの平均であるも、40時間~60時間程度のアルバイトをしている現状です。
一人暮らしにおける身の回りの準備をしながら、学業を行いアルバイトをしていると気軽に遊べないと悩むシーンは少なくありません。



講義への参加はもちろんレポート対応などアルバイトをしていると余裕はありません
理由③家事、洗濯に追われる
日々の支出を抑える場合、自炊をするのが効果的な方法です。
一方、実家から出てきたばかりの大学生においてテキパキと自炊をするのは簡単ではないでしょう。
また、「洗濯」、「掃除」などを不慣れな中やっていると想像以上に時間を消費してしまうものです。



一人暮らしをすると親のありがたみがよくわかります
理由④お金の管理が苦手
一人暮らしを始めたばかりの方の多い悩みとして、「お金の管理が上手くいかない・・・」というのが挙げられます。
「食費」、「水道光熱費」などどれぐらい必要なのかを理解していないあまりに、バイト代が入るまでギリギリの生活で耐えるという方も存在。
日々の生活費のために学生ローンを手を出してしまうのは最も避けるべき事象と言えるでしょう。
結果として、友人からの飲み会や旅行の誘いを行きたくても行けないと悩むシーンも少なくありません。
理由⑤精神的に余裕がない
大学生という新生活にあわせて、実家を出て一人暮らしをするというのは多くの方にとって不安を覚えることです。
楽しみという気持ちと同時に、「自宅に一人ぼっちでいる寂しさ」、「不慣れな土地での生活」はストレスに。
金銭的な不安も合わさると軽い鬱症状となる方も存在します。
結果として自宅にひきこもり気味になってしまい、大学での交友関係が限定的になってしまい遊べないという方もいます。
「アルバイトに追われる大学生」3つの注意点


大学生活を楽しもうとアルバイトを必死に頑張る方もいるでしょう。
そんな方に向けて3つの注意点を解説します。



実際に大学生活において友人におきた注意点を解説します
①友人関係が希薄になる
学業はもちろん大学生活において、友人との旅行や飲み会などを楽しむことも大切です。
一方、家計管理を始めたばかりの大学生は日々のお金に苦労し、アルバイトに精を出しすぎる方も少なくありません。
結果として、友人作りが限定的となり思い出の少ない大学生活となってしまうのは十分注意しましょう。
②単位取得への影響
友人関係が希薄になると大学へのモチベーションが低下する場合あります。
また、アルバイトの疲れから午前中の講義参加に遅れがちになる方も存在。
大学生における最優先が勉強である点を勘違いしてしまう方いる点は注意が必要です。
③大学への満足度低下
友人関係に失敗し、単位取得が遅れると大学への満足度が低下するのは当然。
最悪の場合、「留年」に繋がり不要な授業料を払うことに繋がります。
必死にアルバイトをして、高額な授業料を無駄にするのは極めて効率が悪い点は改めて理解しておきましょう。
大学生一人暮らし遊べないを解決する5つの方法


大学生の一人暮らしは遊べないという方に向けて、具体的な解決方法を解説します。
①無料の家計簿アプリで家計管理


家計簿アプリを活用すれば、月間の支出入を手軽に管理することができます。
「1回の買い物でいくら使っているのか?」
「毎月いくら貯金できているのか?」
「銀行口座にはいくら残高があるのか?」
無料で使える家計簿アプリを活用して、現在の状況と日々の支出入を管理することは一人暮らしにおいて必要不可欠です。
家計簿アプリに悩んだら無料で利用できる利用者数NO.1大人気の「マネーフォワードME」を利用するのが良いでしょう。


②スキマ時間で遊べるアプリの導入
暇な時間があると無駄遣いをしてしまう方もいるのではないでしょうか。
ギャンブルや外食など息抜き程度であれば良いも、高頻度で行ってしまうのはおすすめできません。
そこで無料で使えるアプリを導入して楽しい時間を作るのも検討してみましょう。


BIGO LIVEはスマホひとつでリアルタイムの配信を視聴できるアプリ。
多数の配信者の面白いチャンネルを自由に視聴できるため、多くの利用者に楽しまれています。
アメリカ、ベトナム、インドネシアなどエリア限定して配信者を探すことができ、語学の勉強にBIGO LIVEを利用する方も少なくありません。
一人暮らしのスキマ時間に無料で楽しめるため、気軽に使用感をチェックしてみましょう。



一人暮らしの寂しい時間に楽しい配信を楽しんでみよう
③低予算で遊べる方法の活用
お金を節約しながらも人生を充実させる方法は多数あります。
- 地域の無料イベントに参加
- 動画見放題サービスの活用
- 友人の宅飲みをする
ネットフリックスやAmazonプライムのサービスを活用すれば、好きな映画を定額で視聴することが可能です。



少額でも楽しめるお得なサービスを活用しよう
④生活スケジュール管理をしよう
スマホのスケジュール機能を活用して、日々の時間割を登録しておくのが良いでしょう。
アルバイトが忙しくなるとスケジュール管理が疎かになる方も少なくありません。
遅刻や欠席により大事な講義の単位を落としていては、大学に関する満足度が低下する大きな要因です。
結果として大学生活を楽しめないことに繋がるために、しっかりとスケジュール管理を行いましょう。
⑤学生の優先順位を改めて理解しよう
大学に掛かる年間授業料は「国立53.6万円」、「私立文系70~100万円」とされています。
1講義の授業料に落とし込むと「国立2,000~3,000円」、「私立3,000~5,000円」です。
アルバイトに集中するばかりに、講義を欠席すると上記の体験価値を得られなかったことになります。
1日5,000円のアルバイトを取るか、大学の講義を取るかと悩むシーンもあると思いますが今一度大学の講義に対する価値を理解するのが大切と言えるのではないでしょうか。



大学生にとって優先は講義である点は改めて理解しよう
大学生一人暮らしは遊べない理由【まとめ】
本記事では大学生一人暮らしは遊べないのではと悩む方に向けて、実体験で感じたことをまとめました。
特に「金銭面」、「家事」など不慣れであるために苦労する方は少なくありません。
生活を維持するためにアルバイトに忙しく、大学での交友関係が薄れるのは満足度が低下する要因です。
「自身にとって最も優先されるべきことは何か?」を改めて意識をして、優先順位を付けて行動するようにしましょう。



あなたの大学生活が充実したものになることを祈っています




